ハーレーVRSCB買取

「VRSCB」は世界的に有名なアメリカのバイク会社・ハーレーダビッドソン初となる、水冷エンジンを搭載したバイクシリーズの一つです。このシリーズのバイクは「VRSCB」を含めて7種類開発されました。従来のハーレーダビッドソン=空冷VツインOHVエンジン(鼓動音・振動が特徴)という概念を根底から覆す唯一の水冷高回転型DOHCエンジンで、滑らかなフィーリングと共に他社に対抗するべくスムーズでパワフルな走行性能を目指して作られたバイクですが、ハーレーダビッドソンらしい堂々とした風格やスタイリングは保たれており、創業者の子孫のデザイン統括者が「正しくこれはハーレーダビッドソンだ。」と言ったのが有名です。

「VRSCB」はいきなり登場したわけではなく、2002年にポルシェと共同開発したエンジンを基礎に、独自の改良をしてハーレーダビッドソンオリジナルのエンジンを搭載した初代のバイクが発売されました。「VRSCB」は2004年に初代の廉価版としてメッキパーツをブラックアウトした形で販売されたのです。低価格と黒でまとめられたコンセプトが人気を博し、現在の「ナイトロッドスペシャル」の元となっているのです。その他にも「VRSCB」はハンドルバーがライザーによる支持方式だったり、黒塗装のエンジンやカバー類がポリッシュ仕上げになっているなどの特徴があります。