コレダ買取

スズキのオートバイ商標がコレダであった頃に発売された、元の車名はコレダS10であったK125が1965年に、また元の車名がKS50であったK50が1967年に発売されました。特にK125のエンジンはロータリーディスクバルブの2ストロークエンジンで、当時のレース用だったものを流用して製造、車両のデザインからビジネスバイクとしての特徴が強くなっていきました。販売の期間、スズキではモデルチェンジが行われなかったため、本物のレトロバイクとして稀少なものでありましたが、環境規制に対応出来ず、K125は2000年に、K50は2006年に販売終了となりました。

1996年3月、スズキではK50をベースにしたレトロ調スポーツモデルのバイクとしてコレダスポーツが、同年9月には派生車種のコレダタンブラーが、レトロオフロード風に仕上げられて発売されました。装置準備されていたロングシートは二人乗りも可能な構造でありましたが、実際は原付一種のバイクであったために、法律上二人乗りは不可能です。そのためスズキのユーザーの中では、K50と車体周りが共通な原付二種モデルのK90をベースに、シートを含むコレダシリーズの外装を装置する人も現れました。スズキでは現在、この両車種のバイクの生産は終了しています。

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