ボクスン

ボクスン(box’n)は、以前ヤマハ発動機が製造、販売していたスクータータイプの50cc原付オートバイです。機種名はCQ50Eとなっていますが、当時ヤマハで人気だったスクーター、JOGと共通の縦型空冷2サイクル単気筒エンジンとなっていて、最高出力は5.8psです。エンジンがJOGと共通でしたが、ボクスンは日本で初めてヘルメットをシート下のトランクに収納できる、メットイン機構を装備したスクーターとして、1985年に発売されました。現代でもなお採用され続けている、メットインスクーターの元祖とされる車両となり、ヘルメットを車両内に収納することによって、雨風や盗難などを防ぐ点は、その後に各社が開発していったスクーターの基礎となっています。
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